デバイス上のコンテンツフィルター

Jamf Security Cloud ポータル設定ガイド

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ゲートウェイベースのフィルタリングはクラウド上のネットワークトラフィックを評価しますが、デバイス上のコンテンツフィルター (ODCF) は、デバイス上のネットワークトラフィックを直接評価します。ODCF は、構成プロファイルを手動で、または MDM を通じてセキュア DNS と並行して展開され、ソケットレベルでトラフィックを分析することにより、より包括的なフィルターオプションを提供します。プロキシや DNS リゾルバへの依存度が低いため、低遅延となります。

ODCF は、トラフィックを調べて報告前に機密データをデフォルトで削除することで、プライバシーを強化します。Apple の NEFilterProvider (ネットワークフレームワーク)を使用しており、これは二つのエクステンションを通じて情報を受け渡しします。そのうちの一つは非常に制限されたサンドボックス内で動作します。詳細については、Apple Developer ウェブサイトの NEFilterProvider を参照してください。

セキュア DNS によって提供される機能に加えて、ODCF がサポートしている Jamf Protect 機能は以下の通りです。
  • App ブロック

  • IP アドレスベースのコンテンツフィルタリングと脅威防御

  • ドメインと完全な URL ベースのコンテンツフィルタリング

  • ポートおよびプロトコルベースのコンテンツフィルタリング

  • データキャッピング

  • サイトごとの MB 使用量カウント

  • サードパーティの VPN またはプロキシサービスとの互換性 (バイパスの可能性なし)

  • TLS 後のコンテンツ検査

  • トラフィック送信元の App と App のメタデータの識別

注:

現在、OS アップデート、FaceTime、メッセージ App のトラフィックは、ODCF をバイパスします。このため、トラフィックはデータ上限設定およびサイトごとの MB 使用量カウント機能を使用できません。

現在、ODCF は、以下を含むトラフィックのレポート作成や上限設定をサポートしていません。
  • テザリング

  • Apple カーネル (OS アップデート、App のダウンロード/アップデートなど)

  • 長時間のトラフィックセッション (ストリーミングなど) は、実際よりも少なく報告されている可能性があります。

互換性

ODCF は、iOS および iPadOS を使用している監視対象デバイスで使用可能です。すべてのデバイスに Jamf Trust App をインストールしていなければなりません。

ODCF は、Jamf 以外のメーカーの VPN、プロキシ、または DNS サービスとともに、Jamf Security Cloud ポリシーを適用できます。VPN およびプロキシサービスでは追加の構成は必要ありません。ただし、他のメーカーの DNS サービスと互換性を持たせるには、まず「無効化禁止」機能を無効にする必要があります。これを行うには、構成プロファイルをデバイスにプッシュする前に、構成プロファイルで <key>ProhibitDisablement</key> を見つけて、<true/> から <false/> に変更します。DNS サービスで「無効化禁止」が有効になっていない限り、デバイスに最後に展開された DNS サービスがデフォルトになります。
注:

別のメーカーの VPN、プロキシ、または DNS サービスを Jamf Security Cloud の ODCF と並行して展開すると、検索ルールを適用できず、デバイス上のコンテンツフィルターによって設定されたブロックルールが他のサービスによって設定されたルールよりも優先されます。

ネットワーク互換性モードを使用すると、セキュア DNS なしでもデバイス上のコンテンツフィルタリングを展開できます。詳しくは、アクティベーションプロファイルの設定を参照してください。

ODCF 緊急制御

ODCF 拡張機能が動作しない場合、または MDM が利用できない場合、システムの中断を回避するために ODCF を無効にします。ODCF が無効になっている場合、Jamf Security Cloud は Apple プッシュ通知サービスを介して指示を配信し、フィルターを完全にバイパスします。ODCF が無効になっている間は、コンテンツフィルタリングは無効になり、ユーザはすべてのコンテンツに無制限にアクセスできます。緊急制御は、ODCF トラフィックベクタリングを使用しているデバイス、および Jamf Trust App のバージョン11.47以降がインストールされているデバイスに適用されます。
注:

この機能は、標準の管理オプションが利用できない場合にのみ使用してください。デバイスが応答しない場合は、15分後に再試行してください。

ODCF を無効化または有効化するには、Jamf Security Cloud ポータルでデバイス > 管理に移動します。
  • すべてのデバイスに対しては、その他のアクションメニューからすべてのデバイスで ODCF を無効にするまたはすべてのデバイスで ODCF を有効にするを選択します。

  • 個々のグループに対しては、グループを管理メニューから ODCF を無効にするまたは ODCF を有効にするを選択します。

ODCF が無効になっているグループ内のデバイス数を表示するには、グループを管理メニューから ODCF ステータスを選択します。