コンピュータのリモートコマンド

Jamf Pro ドキュメント 11.28.0

Solution
Application
Content Type
テクニカル資料
Utilities & Services
version
11.28.0
ft:locale
ja-JP
vrm_version
11.28.0

Jamf Pro に用意されているリモートコマンドによって、コンピュータ上のタスクをリモートで実行できます。

コンピュータ別にリモートコマンドを送信できる。マスアクションを使用すれば、一部のコマンドを複数のコンピュータへ一度に送信できる。詳しくは、コンピュータでのマスアクション を参照してください。

下表は Jamf Pro から送信できるリモートコマンドの説明です。マスアクションとして送信できるコマンドは、アスタリスク (*) で表示されます。

リモートコマンド

説明

要件

コンピュータをロック*

ユーザをコンピュータからログアウトさせ、再起動し、コンピュータをロック

(オプション) ロックされるとコンピュータ上にメッセージが表示されます

コンピュータのロックを解除するには、「コンピュータをロック」コマンドを送信した際に指定したパスコードを入力する必要があります。

Note:

Apple シリコン (M1 チップ) を搭載した macOS 11.4 以前のコンピュータでは、「コンピュータをロック」コマンドで構成したパスコードが設定されません。コンピュータは再起動し、コンピュータの再起動、シャットダウン、アクティブ化、消去のオプションを持つ macOS リカバリの アクティベーションの画面が表示されます。コンピュータをアクティブ化するには、ユーザはセキュアトークンを持つ管理者アカウントで認証を行う必要があります。セキュアトークンを持つ管理者がいない場合、アクティベーションを完了できず、コンピュータを消去する必要があります。このアクティベーションステップを実行するには、インターネット接続が必要です。

MDM プロファイルの削除

コンピュータから MDM プロファイルと Jamf Pro で配布した構成プロファイルを削除します。

MDM プロファイルが削除されると、Jamf Pro はコンピュータにコマンドを送信したり、構成プロファイルを展開したり、Apple プッシュ通知サービス (APNs) に依存する設定を展開したりできなくなります。

Note:

jamf binary を含む Jamf 管理フレームワークを削除せずに MDM プロファイルを削除すると、コンピュータは部分的に管理された状態になります。コンピュータは引き続き Jamf Pro のインベントリをアップデートし、ポリシーを受信すると同時に、制限付きソフトウェアを強制し、Jamf 管理フレームワークによって管理されるその他のアクションを実行します。MDM プロファイルの削除 コマンド使用後の Jamf 管理フレームワークの削除方法については、コンピュータを管理対象外にするを参照してください。

MDM プロファイルを更新*

コンピュータ上の MDM プロファイルをデバイス ID 証明書と共に更新します。デバイス ID 証明書のデフォルトの有効期限は 2 年です。

Note:

内蔵 CA が更新されると、「MDM プロファイルを更新」リモートコマンドが自動的に発行されます。MDM プロファイルは、次回のコンピュータのチェックイン時に更新されます。詳しくは、PKI 証明書 の「内蔵 CA の更新」を参照してください。

Wipe Computer (コンピュータをワイプ)

macOS EraseDevice コマンドをコンピュータに送信することにより、コンピュータを完全かつ即座に消去します。コンピュータを消去すると、MDM プロファイル、Jamf 管理フレームワーク、Jamf Pro によってインストールされたすべての設定とアプリケーションが削除されます。リモートワイプパスコードフィールドは、アクティベーションロックをサポートしていない Mac コンピュータのみに適用されます。Apple T2 セキュリティチップまたは Apple シリコン (M1 チップなど) を搭載したコンピュータの場合、このダイアログをバイパスするために 6 桁のランダム数字を入力します。

Note:
  • Apple T2 セキュリティチップを搭載した Jamf Pro 対応コンピュータ、または Apple シリコン (つまり、M1 チップ) を搭載したコンピュータに Wipe Computer (コンピュータをワイプ) コマンドを送信すると、コンピュータは消去され、パスコードは設定されません。
  • コンピュータをワイプしても、そのコンピュータが Jamf Pro から削除されたり、そのインベントリ情報が変更されたりすることはありません。
Important:

macOS 12.0.1以降のコンピュータは、Wipe Computer (コンピュータをワイプ) コマンドを送信すると、デフォルトですべてのコンテンツと設定の消去を試みます。コンピュータは、すべてのコンテンツと設定の消去 (EACS) プリフライトチェックを自動的に実行して、デバイスがコマンドを実行できるかどうかを判断します。EACS プリフライトチェックが失敗した場合、選択したフォールバック動作が実行されます。デフォルトでは、フォールバック動作によってデバイスが消去されます。

コンピュータをリモートでワイプするための要件と方法の詳細については、Apple プラットフォーム導入Apple デバイスを消去するを参照してください。

コンピュータをサービスに戻して、macOS を再インストールする方法については、MDM が消去されたコンピュータをサービスに戻す を参照してください。

Jamf Pro API では、「抹消動作」オプションも使用可能です。obliterationBehavior をフォールバック方法として使用すると、「すべてのコンテンツと設定の消去」を許可する状態にないコンピュータを消去できます。詳しくは、技術に関する記事 Erase Device Command Options in the Jamf Pro API (Jamf Pro API のデバイス消去コマンドオプション) を参照してください。

Send Blank Push (空のプッシュを送信)

Apple プッシュ通知サービス (APN) および宣言型ステータスチャネルに連絡して、構成プロファイルのインストールなどのアクションを実行するための手順を得るために、コンピュータに Jamf Pro でチェックインするように促します。

アップデートのダウンロード、またはダウンロードとインストール*

コンピュータの OS バージョンと内蔵 App のアップデート

以下のオプションを使用して、macOS の OS バージョンをアップデートできます。

  • 対象バージョンデバイスの適格性に基づいて最新のバージョンに OS バージョンをアップデートすることを選択したり、特定のバージョンにアップデートしたりすることができます。OS を最新バージョンにアップデートしようとする場合、利用可能な場合はメジャーアップデートを含む チェックボックスを選択すると、最新のメジャーアップデートをダウンロードしてインストールできます。最新のパッチバージョンをダウンロードしてインストールするには、このチェックボックスの選択を解除した状態にします。
    Note:

    特定の macOS バージョンにアップデートするには、macOS 10.15以降のコンピュータが必要です。

  • インストールアクションユーザがインストールできるようにアップデートをダウンロードするか、ダウンロードして後で macOS にインストールさせるか、アップデートのダウンロードとインストールを実行してインストール後にコンピュータを再起動するかを選択できます。macOS をダウンロードし、後からインストール アクションを選択すると、macOS 12.3 以降を搭載したコンピュータでユーザがアップデートを延期できる回数を設定できます。デフォルトの延期回数は 7 回ですが、0~99 の任意の整数に変更できます。
Note:
  • マスアクション によるコマンド送信を実行する場合、OS バージョンおよび内蔵 App のアップデート のオプションを必ず選択してください。
  • Apple シリコン (つまり、M1 チップ) を搭載したコンピュータでは、アップデートがインストールされる前に認証されるようにユーザに対してプロンプト画面が表示されることがあります。
  • コマンドを実行する前に、Jamf Pro に警告が表示され、警告なしにコンピュータが直ちに再起動する可能性があることが示されます。

macOS 10.11 以降

監視対象、または 事前登録 により登録済み

Note:

Apple シリコン (つまり、M1 チップ) を搭載したコンピュータのアップデートをユーザの操作なしで自動的にインストールするには、ターゲットコンピュータの Bootstrap Token を Jamf Pro にエスクローする必要があります。

Jamf Pro でソフトウェアアップデートを管理する方法については、Apple プラットフォーム導入Apple デバイスのソフトウェア・アップデートについてを参照してください。

ユーザのロックを解除

ログイン試行を失敗した回数が多すぎるためにロックされたローカルユーザアカウントのロックを解除

macOS 10.13 以降

監視対象、または 事前登録 により登録済み

ユーザを削除

コンピュータにアクティブなアカウントがあるユーザを削除

Note:

削除する対象のユーザがセキュアトークンを付与された最後のユーザである場合、ユーザを削除 コマンドでそのユーザを削除することはできません。

macOS 10.13 以降

監視対象、または 事前登録 により登録済み

Bluetooth を無効にする*

コンピュータ上で Bluetooth を有効化/無効化

Note:

マスアクション によるコマンド送信を実行する場合、Bluetooth を設定 のオプションを必ず選択してください。

macOS 10.13.4以降

Remote Desktop の有効化/無効化*

コンピュータ上で Remote Desktop を有効化/無効化する

Note:

マスアクション によるコマンド送信を実行する場合、Remote Desktop を有効にする のオプションを必ず選択してください。

macOS 10.14.4 以降

アクティベーションロックを設定*

ユーザがコンピュータでアクティベーションロックを直接有効化するのを許可する

アクティベーションロックの無効化と予防

詳しくは、資料の Apple のアクティベーションロック機能を Jamf Pro で利用する方法を参照してください。

Apple T2 セキュリティチップまたは Apple シリコン (M1 チップ) を搭載した監視対象のコンピュータ

macOS の互換性の詳細については、Apple サポートウェブサイトの Mac のアクティベーションロックを参照してください。